日本の労働人口の48%、ChatGPTで代替可能に - Laplace D試算 10~20年後
- 日本の労働人口の49%、人工知能・ロボットで代替可能に 10~20年後 NRI試算
- 答え合わせ(途中経過)
- 実は足りない労働人口?2030年には644万人不足!
- ChatGPT3大注目
- 海外の状況
- ChatGPT3に奪われる10の仕事のリスト大公開!
- 技術職(コーダー、コンピュータープログラマー、ソフトウェアエンジニア、データアナリスト)
- メディアの仕事(広告、コンテンツ作成、テクニカルライティング)
- 法律業界の仕事(パラリーガル、法務アシスタント)
- グラフィックデザイナー
- 教師
- カスタマーサービスエージェント
- 市場調査アナリスト
- 財務職(金融アナリスト、個人財務アドバイザー)
- トレーダー
- 会計士
- ネタバレとdisclaimer…
日本の労働人口の49%、人工知能・ロボットで代替可能に 10~20年後 NRI試算
2015年12月02日 に公開された、『日本の労働人口の49%、人工知能・ロボットで代替可能に 10~20年後 NRI試算』
AIブーム末期に一大センセーションを巻き起こして、これからは俺たちの仕事が奪われて、大量失業時代が来るんじゃないか?という社会不安を引き起こしたのを鮮明に記憶しております。
そろそろ10年経過しそうですが、実際日本の同労人口の半分になったのでしょうか?
答え合わせ(途中経過)
逆に増えてる労働者
総務省統計局さんのデータを見る限り、労働人口は増えている結果になっていますね。
女性の皆さんが頑張ってお仕事を引き受けていただいていて、男性は引退しつつある状態なのが分かります
実は足りない労働人口?2030年には644万人不足!
一方で、2018年2月21日 中央大学経済学部の阿部正浩教授と共同開発した「予測モデル」を使用したパーソル総合研究所さんの発表では、2030年に労働人口が、644万人不足するという予測もされていて、もはや、どっちやねん!?な世界が広がっています。
ChatGPT3大注目
さて、日本、世界共通でChatGPT3の注目が集まっています。
日本国内では、Googleさんが恐怖している!ChatGPTはこんな事が凄いという記事が日々目白押しですが、海外ではChatGPTで奪われる仕事に注目が集まっています。
日本国内はまだまだ陽の側面と、Googleがんがびびってる!で大フィーバーしていますね
海外の状況
海外では完全にChatGPT失業が話題になっています。
ChatGPT3に奪われる10の仕事のリスト大公開!
技術職(コーダー、コンピュータープログラマー、ソフトウェアエンジニア、データアナリスト)
コーディングとコンピュータープログラミングは現時点では、非常に需要の高いスキルですが、近い将来、ChatGPTや同様のAIツールがギャップの一部を埋める可能性があります。ソフトウェア開発者、Web開発者、コンピュータープログラマー、コーダー、データサイエンティストなどの技術職は、AIテクノロジーによって、かなり多くの仕事はChatGPTによって置き換えられる可能性があります。
ChatGPTのようなAIが比較的正確に数値を処理するのが得意なためで、実際、ChatGPTのような高度なテクノロジーは人間よりも速くコードを生成できるため、より少ない従業員で作業を完了できます。
既に米国のテクノロジー企業は、ソフトウェアエンジニアをAIに置き換えることをすでに検討しています。
AIがコーダーを置き換えるのではなく、コーダーを助けると考える学者の方もいる様子です。
結局ビジネスサイドが言ってくる、よくわからない何かを定義して、橋渡ししてあげる部分は、人間が必要になると思いますが、橋渡し後は、かなりの工程をAIが実行してくれる可能性があるため、人手不足に悩んでいたSI業界には朗報なのかもしれません。
メディアの仕事(広告、コンテンツ作成、テクニカルライティング)
広告、テクニカルライティング、コンテンツ作成を含むあらゆる役割を含む、あらゆるメディアの仕事は、ChatGPTや同様の形態のAIの影響を受ける可能性がありそうです。これは様々なデータを学習したAIがテキストベースで『もっともらしい』文章を生成することで、大体の『もっともらしい』文章が作成できてしまう事にあります。
悲しいかな、人間が考える事が出来た文章のアウトプットは、前後関係の確率論の組み合わせだけの帰結だったのかもしれないと考えると少し悲しくなりますね。
メディア業界はすでにAIで生成されたコンテンツの実験を始めています。技術ニュースサイトのCNETは、ChatGPTに似たAIツールを使用して数十の記事を執筆しました。BuzzFeedはChatGPTの技術を使用して新しい形式のコンテンツを生成すると発表しました。
Googleさんは、GPT系の自動生成記事はランクを下げる!と宣言しています(どうやるかは不明)
コンテンツクリエーターが行う作業の大部分は自動化できないのは事実で、あくまでも『もっともらしい文章』でしかないアウトプットを、きちんと裏取りして、正しい内容に修正する部分はどうしても人間による補正が必要になります。
※コンピュータプログラムのように裏取り部分までをGPT4、GPT5が担えるようになったら、、、完璧にアウトソース可能なのかもしれませんね。
法律業界の仕事(パラリーガル、法務アシスタント)
メディアの役割と同様に、パラリーガルや法務アシスタントなどの法律業界での仕事は、大量の情報を消費し、学んだことを統合してから、法的概要や意見を通じて消化できるようにする責任があります。このような言語指向の役割は自動化の影響を受けやすく、かつデータが構造化されており、非常に言語指向であるため、ChatGPT系のAIに扱いやすい可能性があります。
とはいえ、クライアントや雇用主が言語化してくれない望み・希望を理解するためにある程度の人間の判断が必要なので、完全に自動化する日はもう少し先かもしれません。
ChatGPTの登場を待たずとも、日本国内ではLeagal Forceさんがこの手のサービスを出していらっしゃるのからも、かつ2000社以上が採用されている点からも理解できますよね。
私たちAI業界が、『自動校閲』システムをAIで!とやっている間に範囲限定したAIを専門ツールとして仕立てていたベンダー様が勝者という現状は確かにそうですよね、でしかない訳です
グラフィックデザイナー
グラフィックデザイン業界は、数秒で画像を生成できるAIツールであるDALL-E等によって破綻する事が目に見えています。
でも書いた通り、デザインモックアップは『既に死滅』に近いかもしれません。
素案を出してくれる部分の『案出し』業務は、ほぼ全てAIに置き換えられる
当社サイトより引用
教師
全国の教師は、生徒がChatGPTを使用して宿題でずるをする心配していますが、ChatGPTは先生たちの『仕事』そのものを奪ってしまうかもしれません。
というよりも、Youtubeや、スタディーサプリをはじめとするオンライン学習システムがあればAIでなくても教師の『教える』行為は現状ほぼ不要になっていて、
『話が上手な先生が1人、該当のコースをオンライン配信する』
『生徒はオンラインコースを受講して、練習問題を解く』
までは、現状のシステムでも実現してしまっていますから、後は、
不明点をChatGPTに聞いてChatGPTが回答してくれる
という近未来が来ると、小学校から高校までの『先生』という機能は本当に消滅するかもしれません。
カスタマーサービスエージェント
みなさんもすでに企業のカスタマーサービスに電話をかけたりチャットしたりして、ボットが答えてきて、いらっとした経験があるかと思います。(いかんせん、融通がきかないんですよね…)。ChatGPTおよび関連テクノロジーは、この傾向を加速してくると言われています。たしかに、やりたい事を伝えたら、手順をもっともらしく教えてくれると、どんなに…(カタストロフィになりそうです)
技術調査会社Gartnerの2022年の調査では、チャットボットが2027年までに約25%の企業の主要なカスタマーサービスチャネルになると予測されています。
Will chatbots replace humans in customer service? (chatlayer.ai)
市場調査アナリスト
AIはデータの分析と結果の予測に長けているため、市場調査アナリストはAI主導の変化をかなり受ける可能性があります。市場調査アナリストは、データを収集し、そのデータ内の傾向を特定し、見つけたものを使用して効果的なマーケティングキャンペーンを設計したり、広告を配置する場所を決定したりしますが、これらは、AIが処理する得意領域です。とは言え、この周辺を『全てがAIで行われる』未来は、『さらに人間が介在して、その上を行く』といういたちごっこが始まると推測しますので、『AIを使う』は第一歩にすぎず、結局人間が介在して…という泥沼レースになる予感はしますね。
財務職(金融アナリスト、個人財務アドバイザー)
市場調査アナリスト、金融アナリスト、パーソナルファイナンシャルアドバイザーももしかするとChatGPTに置き換えられるかもしれません。もっともらしい事を言うが、最後の判断は自己判断で!とか言い続けていると、という事を前提にしていていますが。
投資に必要のは、実は、
Aが発生したら、どの程度利益が出る
発生しない時、(逆が発生したら)どの程度の損金が出る
の事前シナリオと、それぞれの発生確率だけのお話で、予測した事態が発生した際、どのレベルで利益確定する、損金を確定するかになる訳なので、2つのシナリオを作った後は、シナリオに沿って、資金管理(この部分はルールベース)を忠実に守ってトレードすれば本当に利益を生み続けるモンスターAIが誕生するかもしれませんね。
とは言え、これも市場調査アナリスト同様、AIが参入している事を前提に人間が裏をかく行動をとり始めると、とたんにアルゴリズムがゆがんで(反対売買を大量にしかけるとかが発生するのが相対取引の常なので)、とたんに儲からないモデルに成り下がるかもしれません。
トレーダー
ウォール街の特定の役割も危険にさらされる可能性があります。「投資銀行では、人々は大学を卒業して雇われ、ロボットのように働き、Excelモデリングを行うために2、3年を費やします。AIにそれを行うことができます」。とは言え、これも同じかもしれませんね。
相対の世界は、自動化しては裏をかかれて、が繰り返される世界なのと、情報の不均衡が常に付きまとうので、一山ふた山はありそうです。(フラッシュトレードの裏側でというのはありかもしれませんが、これ自体は、ほぼ不正なので、今回はやめておきましょう)
会計士
会計は一般的に安定した職業と見なされていますが、この業界の従業員でさえ危険にさらされる可能性があります。とは言え、ルールベースの山の会計の世界で、AIが活躍できるかどうかは、、、難しい側面もあるかもしれません。
ネタバレとdisclaimer…
生成系AIが奪ってくる仕事は、実は現状大きく6つだけで、4つは結構無理やり感のあるオマケだった点はご容赦下さい
Blog記事的に10!ってやるほうが良いって死んだ祖母が言ってたんです(祖母の時代にインターネットがあったか否かはおいておく)
日本の労働人口の48%、ChatGPTで代替可能に 10~20年後 Laplace D試算 10~20年後 っていうタイトルは単なる妄想なので、本当に適当に読み飛ばしてください。そのうちこんな記事が書かれるだろうな…って話でタイトル捏造しただけです