DXはどうやって失敗するかChatGTPさんに聞いてみた

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DX推進はどういう状態だと失敗しますか?

DX推進が失敗する可能性がある状態には、次のようなものがあります。

  • 適切なリソースが割り当てられていない。DX推進には、①人的リソース、技術リソース、財務リソースなどが必要です。
  • 組織の文化や態度がDXに適していない。DX推進には、②組織全体が取り組むことが必要で、個人的な抵抗や懐疑的な態度があると、DX推進は進みにくくなります。
  • 明確な目標や戦略がない。DX推進には③明確な目標や戦略が必要で、それがない場合は、投資したリソースが無駄になってしまう可能性があります。
  • 適切な技術の選択がない。DX推進には、④適切な技術の選択が必要で、それがない場合は、投資したリソースが無駄になってしまう可能性があります。
  • 適切なプロセスがない。DX推進には、⑤適切なプロセスが必要で、それがない場合は、投資したリソースが無駄になってしまう可能性があります。

これらがそれぞれ満たされていない場合には、DX推進は失敗する可能性が高くなります。

初手からもっともらしいご回答。
ここらへんのDXに向けての人的リソースが不足している点は、独立行政法人情報処理推進機構『IT人材白書2017』でも記載がありますし、結構しっかりした回答になっていると思います。

一応黒文字がChatGTPさんのご意見で、青文字が人間の意見だとご理解下さい

独立行政法人情報処理推進機構『IT人材白書2017』

DXに必要な人的リソース、技術リソース、財務リソースを具体的に教えてください

DXに必要なリソースには、人的リソース、技術リソース、財務リソースの3つがあります。

  1. 人的リソース: DX推進には、IT技術者、データサイエンティスト、マーケター、プロジェクトマネージャーなど専門家が必要です。また、顧客とのコミュニケーション能力やビジネススキルを持った人材も重要です。
  2. 技術リソース: DX推進には、モバイル技術、クラウド技術、データ分析技術、人工知能技術などが必要です。また、開発環境やインフラも必要です。
  3. 財務リソース: DX推進には、人的リソースや技術リソースの費用、新しいサービスやプロジェクトの開発費用、マーケティング費用などが必要です。

これらのリソースを適切に統合し、適切に配分することで、DX推進は成功する可能性が高くなります。ただし、新しい技術やサービスの開発は、リスクも伴うため、適切なリスク管理が必要です。

詐欺師も泣いて逃げ出すような3つのポイントを押さえた模範解答…恐ろしいですね。
人間は3つの回答があります、としてから回答をすると、信じやすくなる性質があるのですが、そこまで理解しているのでしょうか。

DX推進に必要な、目標や戦略を具体的に教えてください

DX推進に必要な目標や戦略には、次のようなものがあります。

  1. 明確なビジネス目標:DX推進を進める上で、明確なビジネス目標を設定し、それに向けた取り組みを行うことが重要です。例えば、収益増加、顧客維持率の向上、コスト削減などが挙げられます。

どうやら目標はこの3つだけのようですが、結構的を得ていますね。CRM系の教科書が一般的にこのような回答である事が多い事に起因するのかもしれません。(企業のゴールなんて、これ以外に存在するのか?っていうと、、、ほぼ無いんですよね)それ以外には、コンプライアンス等の対策があるのですが、今回はここまでの回答が出来ていれば及第点だと思います。これ以下は戦略を語ってくれました。

  1. カスタマー・ファースト戦略:DX推進を進める上で、顧客ニーズを把握し、それに応じたサービスや商品を提供することが重要です。
  2. データ活用戦略:DX推進を進める上で、収集したデータを活用し、顧客ニーズや市場トレンドを把握し、新しいサービスやビジネスモデルを開発することが重要です。
  3. モバイルファースト戦略:現代においては、モバイルデバイスが普及しているため、モバイルファースト戦略を採用し、顧客にとって使いやすいサービスを提供することが重要です。
  4. 人工知能活用戦略:人工知能を活用することで、高い自動化や効率化を実現することができます。
  5. セキュリティ戦略:顧客データや商業データを保護するために、適切なセキュリティ対策を講じることが重要です。

これらの目標や戦略を設定し、統合的に実施することで、DX推進は成功する可能性が高くなります。

基本的に、DXに関しては、4の人工知能まで取り入れた、データ活用を通じて顧客を理解することで、カスタマー・ファースト戦略を取るのが当たり前で、モバイルファーストは、デバイス制約、セキュリティーは当たり前の前提条件として考えると、矛盾はしていませんね。カスタマーファースト!と言いながら、自社の都合ばかり押し付けようとする企業様も多いので、ここらへんは、ちゃんと意識しておきたいポイントではありますここまで模範解答が返ってきてしまうとITコンサルティングの会社様…不要なんじゃないか?と思ってしまう印象まであったりします(そんなことはないですが)。

DXに必要な『適切なプロセス』を具体的に教えてください

DXに必要な適切なプロセスには、次のようなものがあります。

  1. リードマネジメント:顧客ニーズを把握し、それに応じた商品やサービスを提供するために、顧客とのコミュニケーションを行うことが重要です。
  2. クラウドコンピューティング:データをクラウドに保存し、アクセスしやすくすることで、高いスケーラビリティやフレキシビリティを実現します。
  3. データ分析:収集したデータを分析し、顧客ニーズや市場トレンドを把握し、新しいサービスやビジネスモデルを開発することができます。
  4. モバイル戦略:モバイルデバイスが普及している現代においては、モバイル戦略は重要です。モバイルアプリを開発し、顧客にとって使いやすいサービスを提供することが重要です。
  5. 人工知能:人工知能を活用することで、高い自動化や効率化を実現します。
  6. セキュリティ:顧客データや商業データを保護するために、適切なセキュリティ対策を講じることが重要です。

これらのプロセスを適切に統合し、実施することで、DX推進は成功する可能性が高くなります。

 リードマネージメントは、未顧客(契約前のお客様)になるので、顧客とのコミュニケーションというのは少し語弊があり、契約に至る前の自社に興味を持った、持ちそうな見込み顧客のニーズを把握するという意味で理解いただくとスムーズだと思いました。実際顧客と接点を持つ営業部でお客様の声が止まってしまうとかは結構多いので、データ戦略が重要な鍵になることは自明だと思います。

DX推進にとって、最適な技術を教えてください

DX推進にとって最適な技術は、状況やニーズによって異なりますが、以下のような技術が挙げられます。

  1. モバイル技術:モバイルデバイスが普及しており、顧客にとって使いやすいサービスを提供するために必要です。
  2. クラウド技術:クラウドを利用することで、高いスケーラビリティやフレキシビリティを実現します。
  3. データ分析技術:収集したデータを分析し、顧客ニーズや市場トレンドを把握し、新しいサービスやビジネスモデルを開発することができます。
  4. マイクロサービス技術:サービスを小さな単位に分割し、個別に開発・運用することで、高いスケーラビリティやフレキシビリティを実現します。
  5. IoT技術:IoTを利用することで、顧客ニーズに応じたサービスを提供することができます。
  6. Blockchain技術:Blockchainを利用することで、トランザクションのセキュリティや透明性を高めることができます。
  7. AI技術:AIを利用することで、高い自動化や効率化を実現することができます。

これらの技術を適切に組み合わせることで、DX推進はより成功する可能性が高くなります。ただし、状況やニーズに応じて適した技術を選択することが重要です。

 IoT技術は、ニーズがない企業様にとっては不要ですし。ストリーミング処理をする技術負荷は結構高いですし、いきなり技術要素として飛びついてメリットがすぐ出せるか否かは謎です。またBlockchainはトランザクションの透明性を高める部分はありますが、かといって、伴って発生するメリットが出る事は皆無なので、放念しても良いと思います。印象としては直近の技術トレンドを教科書通りに書いてきている印象があります(とは言え、DX関連の書籍にこれらのキーワードが掲載されているのは事実なので否定しにくいのですが、個人的には、不要な技術だと分類しています)。IoT分析基盤の設計も何度も手掛けていますので、必要なシーンでは最適な技術を選ぶ事も出来ますので、IoT技術が不要という事はありません。Blockchain側は、どう頑張っても不要以外の結論は出せませんけど。

DXの失敗事例を教えてください

DX推進において失敗した事例には様々な例がありますが、以下に代表的なものをいくつか紹介します。

  1. セブンイレブンの「セブンイレブンモバイル」:2017年に提供を開始したスマートフォン向けアプリを通じて、デジタル決済やデジタルクーポンなどのDXサービスを提供することを目指しましたが、アプリの使用者数が少なかったこと、競合他社と比較してサービス内容が限定的だったこと、適切なデータの収集や分析ができなかったことなどが原因で失敗しました。
  2. カルビーの「おいしいところカルビ」: このサービスは、カルビーの肉製品の購入において、肉の生産者が直接販売することを目指したもので、顧客は、生産者から直接購入することができ、購入した肉をトラッキングすることができましたが、顧客にとっては、生産者から直接購入することに馴染みがなかったこと、配送のインフラの整備ができていなかったことなどが原因で失敗しました。
  3. 米国のターゲット社の「ターゲット.com」: 2013年に提供を開始したターゲットのオンラインストア「ターゲット.com」は、発売前に予約購入やオンライン配送などのDXサービスを提供することを目指しましたが、配送スケジュールのズレや商品の品質の低下などの問題が発生し、顧客からの不満が高まったことが原因で失敗しました。
  4. これらの事例からも分かるように、DX推進は、顧客ニーズや市場環境に適したサービスやプロダクトを提供することが重要であり、適切なデータの収集・分析、インフラの整備、顧客とのコミュニケーションなども重要です。

セブンイレブンモバイルが失敗したというケースは聞かないですし、カルビーの「おいしいところカルビ」は、、、もっともらしく聞こえますが、「おいしいところカルビ」ってなんでした?の世界ですし(ときおりこの手のギャグをぶち込んでくるので、歴史的な事象の列挙をするのは苦手なのかもしれませんね)
免責事項:本回答はあくまでもChatGPTさんの創作文であるため、具体的な内容の信ぴょう性は皆無である点はご了承下さい

セブンアイホールディングスでのDXの失敗事例を詳しく教えてください

セブン・イレブン・ホールディングス(以下、セブンアイ)は、2017年に提供を開始したスマートフォン向けアプリ「セブンイレブンモバイル」を通じて、デジタル決済やデジタルクーポンなどのDXサービスを提供することを目指しましたが、このサービスは失敗しました。

その理由には、以下のようなものが挙げられます。

  1. 使用者数が少なかった: アプリをダウンロードして使用する顧客が少なかったため、顧客にとってのメリットが低く感じられ、顧客の参加意欲が低かった。
  2. サービス内容が限定的だった: アプリで提供されるサービスが限定的だったため、顧客が望むサービスを提供できていなかった。
  3. データ収集・分析に課題があった: アプリを通じて収集したデータを適切に分析できていなかったため、顧客ニーズを把握できていなかった。
  4. 競合他社に対して差別化できていなかった: 他社と比較してサービスの差別化ができていなかったため、顧客がアプリを選ぶ理由がなかった。

これらの原因を踏まえ、セブンアイは、以降は、新しいサービスの開発や改善に取り組んでいます。

 何度聞いても、セブン・イレブン・ホールディングス(以下、セブンアイ)は、2017年に提供を開始したスマートフォン向けアプリ「セブンイレブンモバイル」がChatGTPさんの中でのDXの失敗事例みたいですね。何回か質問を変えて試していますが、反復的にこのような回答になってくるので、何等かの学習要素があったのかと思われます。
 歴史面の質問に対してのQAも、鎌倉時代、室町時代に特に弱い(人の名前がぐちゃぐちゃ)だったりするのも欠点になりえるかもしれません。

GoogleさんのCode Redの真の理由

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あくまでも類推ではありますが、ChatGPTさんのもっともらしい嘘がネット内のINDEXで広がると、WELQ問題のような事象が広がる事が想定されますね。

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事実裏取りがされないネット上のINDEXはほぼゴミにしかならないですし、その大半が凶悪なノイズになりうるので、Googleさんによるある程度のファクトチェックが必要になる訳ですが、ここらへん、検索システムの性質上、ファクトチェックを行って良いのか悪いのか(変なやり方をしたら言論統制にもなりかねない)がある訳ですし、では、この投稿のようにChatGPTさんの記載部分とコメントが入り乱れた場合は、何をINDEXにすればよいのか分からないという無間地獄になってしまうという点、頭が痛い問題と言えると思います。

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